株式会社黒姫和漢薬研究所

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えんめい茶アーカイブス
VOL.6 1991年秋

森からの贈り物

32歳で脱サラ

ペンションオーナーにはユニークな個性や経歴の持ち主が多いが信州・黒姫高原「ふふはり亭」(ふーわり亭と発音します)のオーナー、南健二さん(47)もその一人。

大阪出身の南さんは、昭和43年(1968)毎日新聞にカメラマンとして入社。「事件・スポーツ・芸能など何でも撮りました」と話される南さんは、大阪での8年間のカメラマン生活の後、「将来は農業で自給自足生活を」という夢実現のため、32歳であっさり脱サラ。旅行関係の本でペンションの記事を読まれ、「生活の一部にお客さんを泊め、あとは自分の好きなことがやれるペンション」に魅力を感じ、ペンション経営を決心。そのための資金援助を従兄弟に申し込んだところ、「ペンションの前に、料理や接客業について学ぶのが先決」と自ら経営する大阪のドライブインを提供され、そこれジャガイモのコロッケ定食の店を3年間経験。

「開店当初、主人はお客様になかなか『ありがとうございます』の一言が言えなくて・・・」と当時を振り返るのは奥さんの笑子(えみこ)さん。「仕込み過ぎた分を翌日にまわしてはいけないこともお客様から学びました。そのため、閉店後は毎日コロッケを食べていました」と明るく笑う笑子さん。

黒姫の自然と人情に魅かれ‥

このお店は予想以上に繁盛し、貯えたお金と接客・料理等のノウハウを元手に、昭和53年(1978)、念願のペンションを黒姫に開業。黒姫を選ばれたのは、笑子さんが初登山されたのが黒姫山で、それを縁に結婚してからもスキーなどで良く遊びに来る中で、「黒姫の人々の余所者でも暖かく受け入れてくれるおだやかな人柄に魅かれたため」といいます。

「ここへ来て12年になりますが飽きたことがありません。毎年毎年自然は微妙に変化しますし、いろいろな人との出会いもありますから・・・」すっかり黒姫の自然に溶け込んでおられる南さん。そんなご夫妻にとって、自分の畑で穫れた新鮮な野菜をお客様に提供するのが何よりのおもてなし、大きな喜びともなっています。

ニコルさんを撮り続ける

ペンション業の傍ら、南さんは黒姫の四季や黒姫在住の作家、C・W・ニコルさんをカメラで撮り続けられています。「黒姫山や野尻湖、野の草花などがテーマで、結構忙しいですね。ニコルさんとも国内外にご一緒に旅行することもしばしばです」と南さん。ニコルさんの本を飾る写真は南さんが撮られたもので、この他、出版社にも提供しています。

「ふふはり亭」の由来は、小林一茶の「うまさうな 雪やふふはり ふふはりと」から取ったもので、「一茶の良さが一番出ている句」と南さん。

「ふふはり亭」は、校倉造りの山小屋風の建物で、内部は黒を基調にした民芸風。いろりもあり、読書をしたり、話をしたり、ゆっくりくつろぐには最高の雰囲気。お料理も、畑で穫れた野菜を活かした、すべて手造りの逸品です。「出来ることなら、農業が主体でやれればいいんですが・・・」と理想を語る南さんに羨望を感じつつ「ふふはり亭」を後にしました。

●ペンションふふはり亭  
長野県上水内郡信濃町野尻2105の2
TEL.026-255-4734  定員16


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さみずの里 松橋農園

長野市から北へ約120キロ、さみずの里(上水内郡三水村)の松橋農園では、今年もサンふじなど太陽の光を直接浴びた無袋(袋をかけない)栽培のりんごがたわわに実り、“完熟の時”を待っています。

園主の松橋明さん(38)は、130アールのりんご園を専業にやっておられますが、「6月にヒョウ害にあったものの、幸い、9月下旬の台風19号ではあまり被害はありませんでした」とホッとした表情。

松橋さんのりんご作りの基本は何といっても土作り。豊富な有機質肥料を長年使用することにより化学肥料や農薬の使用を極力押さえた有機栽培をしており、今では堆肥などの使用も減らしているほどです。

そうした土作りをベースに、一本一本の木に、木毎に異なる剪定などこまやかな愛情を注いでいます。加えて、標高500メートル前後の三水の高台は日照時間が長い上、昼夜の温度差があるため色づきや“ミツ”ののりが良く、また、雨が少なく、粘土質の土壌は養分も吸いあげるため、“甘み”に“酸味”がバランス良く加わった、実が締まって味の濃密な、“待ち”の良いりんごが育ちます。

本誌ご愛読の皆様に、松橋さんの完熟りんごをお分けいたします。


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グリーンウォーク・イン黒姫

えんめい茶のふるさと・信州黒姫高原では、去る8月24日(土)・25日(日)の2日間「`91黒姫高原コスモスまつり」が開催され(主催・黒姫高原観光協会、共催・(株)黒姫和漢薬研究所)、家族連れなど1万5千人の人出でにぎわいを見せました。

中でも、25日(日)午前に開催された「グリーンウォーク・イン黒姫」はコスモスまつりのメイン行事として、64組・250名もの方が参加、約4キロのコースに設けられたゲームや山野草のクイズを楽しみながら、順位を競い合いました。

開会式では、黒姫高原観光協会・松木会長の挨拶に続き、(株)黒姫和漢薬研究所・狩野社長が「黒姫山が見えます。野尻湖が見えます。美しい山河の中で、広い心を持って今日一日を楽しく過ごしていただきたい」と参加者を激励。開会式後、参加者はコース図と問題用紙を持って、グループ毎に1分間隔でスタート。コスモス花園を登り、ゲレンデへ。ここでは「ワアッー!」「オウッー!」と全員が大声測定。その楽しさに誘われた一般の人の“飛び入り”もあったようです。

その後、林間コースから御鹿池(おじか)へ。ここでは、この日のために苦労して取り付けられた200枚の山野草の説明板を見ながら、メモを取ったり、お子さんに説明されたり楽しく山野草を観察。黒姫高原の植生のミニサンクチュアリを見るようで、「本当に勉強になります。また、このコースを是非歩いてみたいですね」(長野市の主婦・倉島さん)と参加者にも好評でした。

とは言え、御鹿池周辺は後で問題が出されるキョーフの第1観察ゾーン。説明板を見ながらメモする姿は真剣そのもの・・・。

御鹿池を出た所では、薬草茶あてクイズにトライ。受付付近にも野草茶コーナーがあったためか、「スギナ」の正解率は高かったようです。

そして、第2観察ゾーンの童話館を見学して、一路ゴールへ。ゴール後えんめい茶を気持ち良さそうに飲まれていた明石市の京谷さんは「自然の中で、のびのびする機会がなく、今日は子供にとって本当にいい1日となったと思います」、また、東京の小川さんは「家族で参加しましたが、おかげさまで充実した休暇となりました」とすっかり満足された様子。愛知県春日井市から駆け付け、優勝された吉川さんは「優勝でき、本当に嬉しいですね」と喜びの声・・・。山野草の試食コーナーのヨモギ、ハコベ、ツユクサなどのてんぷら500食もまたたく間になくなる盛況ぶりでした。


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信州新町美術館・有島生馬記念館 (信州新町)

長野市から、国道19号線を松本市に向かって車で30分、北アルプスから流れる犀川沿いに開けた山間の町・信州新町の玄関口に「信州新町美術館・有島生馬記念館」があります。

眼下には、昭和25年この地を訪れた有島生馬先生が「琅鶴湖(ろうかくこ)」と命名された犀川の美しい流れが、また、山並み越しには北アルプスが望め、それだけでもゆったりした気分に浸れます。

「信州新町美術館」は、昭和22年にこの地を訪れた栗原信画伯が美術館創設を提唱されたのをきっかけに準備が進められ、昭和57年10月に「有島生馬記念館」を併設して開館されたものです。

所蔵作品はすべて諸先生、篤志の方々からの善意の贈物で、1500点余を数えています。油彩画では、有島生馬、栗原信、横井弘三、サルバドール・ダリ、向井潤吉、水彩画では赤城泰舒(やすのぶ)、石井柏亭、篠原新三、版画では小泉癸巳男、彫刻では松村外次郎などの作品が代表的なものです。

「有島生馬記念館」は、明治2年、イタリア人貿易商が鎌倉七里ヶ浜に建てたコロニアルスタイルの建物で、廃屋同然になっていたものを大正7年、鎌倉に療養に行かれた生馬先生がすっかり魅せられ購入し、住居とし、「松の屋敷」と呼び、制作活動の拠点にしていたものを移築したものです。

有島生馬先生は、有島武朗を兄に、里見怩弟とする近代日本洋画界の大功績者で、雑誌の「白樺」での創作活動やセザンヌ、ロダンなどを日本に紹介したことでも知られています。同館には、生馬先生の年譜やゆかりの品々も展示されており、絵筆をふるわれる生馬先生の俤がしのばれます。

生馬先生は、この地の自然と素朴な人情をこよなく愛されたようで、生前8回にわたって来遊されています。山間の町に思いもかけぬ美術館。信州へお越しの際、御覧いただきたいとご案内いたします。

信州新町美術館・有島生馬記念館
長野県上水内郡信州新町大字上条88-3  TEL.026-262-3500
http://www.ne.jp/asahi/shinmachi/museum/

●開館時間
午前9時〜午後5時

●休館日
毎週月曜日、祝祭日の翌日、及び年末年始(12/28〜1/3)

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地の塩 祖国へ

シベリア抑留日本人遺骨収集団が現地に入ってからのニュースで、埋葬されている遺骨を発見し、身元が判明した方もいるとのかそかなる朗報に、いい知れぬ熱いものが胸の中に湧き上る。

近来にない、抑留兵士の扱いに対して情報がいくらかは伝えられたものの、無念の裡に望郷の想い大で亡くなられた若い魂達の実情は帰国出来た男達の口から、未だ以て、完全に語られた訳ではないのだろう。南の島のかつて激戦地で亡くなり、未だ不明の方々。太平洋の底に眠る遺骨・・・。かつての戦いの歴史の事実は未だ解明したと云うことではない。

終戦は旧満州の国民学校6年生であった私も、そして、所在の解った殆どが、戦の庭から復員する事の出来た男達と結ばれ生き残ったものの使命とか、唯ひたすらに働き、子を育て上げ、40数年振りの同級会に出掛けようとしている。

祖国へ、母の国、父の国へと、父母に連れられ、また、父母の遺骨を持って、ひたすら祖国への道を歩んだ。「祖国」の響きは、故郷への想いとは少々異なるように思える。勿論、他国の風景の中に故郷のそれをみて懐かしむと云う事もあろうが、祖国への想いは日本そのもののように思える。例えば、オリンピックで日章旗が上れば感動する。

日本のどこの港、どこの空港でも到着した時のあの込み上げる喜び・・・。

全ての遺骨が祖国に戻って欲しい。夜の村、町、街に待っている家族の灯りのある辺り、湯を沸かして先ずお茶を入れて呉れる人のいる辺り・・・。スメタナの「我が祖国」もよいが、私は、やっぱり「君が代」がいい。君は貴方なのだから。苦労なのだから。苦労をした貴方には、いつまでも健やかであって欲しい。祖国の土を踏むことが出来たのだから・・・。

(英)


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戸隠の気

戸隠は、何か特別な場所である様な気がします。特に、豊かな森と、400年を経た杉並木の参道を擁する奥社は清澄な空気と、敬虔な雰囲気に包まれた神秘的な地です。

数年間、この奥社から霊峰に通じる登山道を、水や食べ物を持たずに、から身で登って行ったことが有りました。朝から何も取らず、空腹の身で急峻な参道を登り、幾つもの岩場を越えて行ったのですが、却って身は軽く、爽やかでした。そして、通り過ぎる木の一本一本から、確かに力を与えられているのを感じました。此処は、修験者の開いた道です。

私の連れ合いは、良く此の地を訪れたがります。行く道に多少体の調子の悪い様なときが有っても、帰りには必ず元気になっていると言います。

最近彼女に、木々から発せられるエネルギーの受け方を習いました。遣り方は簡単で、まず腰の前ぐらいで手のひらを上に向け、指を軽く閉じます。そして腕と肩の力を完全に抜き、複式で呼吸します。そうすると、手のひらに痺れたときの様な、ピリピリとした感じがします。この姿勢のまま奥社に隣接する森林植物園の中を行くと、大木や勢いのある木の下を通ったとき、上を見なくても、その存在を知る事が出来ます。それから同じ一本の木でも、受ける場所によって、痺れの強弱が違います。どちらかと言うと枝先の、葉が重なりあっている所の方が強いみたいです。

この木々から発せられるエネルギーは、草花にも共通します。特に戸隠では、到ると処で林床を蓋っている、クマ笹から強く感じられます。クマ笹は、深く降り積もった雪の下でも、青々として冬を過ごす、生命力に満ち溢れた野草です。

えんめい茶では、毎年夏になると、この戸隠のクマ笹の新芽を刈るために、山に入って行くのです。

(風樹)


 
 

編集後記

▼たくさんの方にご参加いただいたグリーンウォーク・イン黒姫。山野草の説明板を見ながら会話されるご家族のほほえましい姿に、準備の苦労も忘れました。
▼松橋農園の松橋明さんのもう一つの顔が“ヨガの先生”。「ヨガは一人ひとりに合った指導をしますが、りんご作りも同じで、1本1本の木毎の成育が大切」とヨガとりんご作りの共通性を・・・。サンふじの収穫は11月10〜20日頃行われます。

 
 

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