黒姫だより

22022年11月健康講座「筆禅道」

2022年11月22日
本日は、書道家の稲田盛穂さんを講師にお迎えし、筆で禅を行ずる「筆禅道」をテーマに健康講座を開催しました。
筆を持って墨で文字を書くなんて何年振りだろうと社員一同ワクワクしながらこの日を迎えました。

まずは座禅、自身の姿勢や呼吸を調えて心を落ち着かせるところから始まります。
そして四弘誓願(四つの弘い誓い)、延命十句観音経を唱えます。
そして深い呼吸で全身に氣を巡らす養氣法ー百会・労宮・丹田・湧泉など聞いたことがあるツボたちを意識します。
この時点で体がぽかぽかしてきて、リラックスしつつも集中力が高まり、なんだかすごい字が書けそうな気持ちになってきます…

いざ本番!といきたいところですが、まずは新聞紙で練習。
練習で書くのは無字棒と呼ばれる斜めの直線「/」、次に「〇」、最後に難しい書体の「心」。
単純な形で簡単そうに見えますが、特に〇はバランスが難しく、心にいたっては見慣れない書体なので途中で何の字を書いているのかわからなくなってしまいます。 そして本番では大きな半紙に「心」、その下に「霜月書」と書きました。
これは11月に書きましたという意味で、あえて自分の名前は書かないスタイル。

皆思い思いの「心」を書き、作品をずらりと並べたところで稲田先生の講評が始まりました。
先生は、どの作品に対しても良い所を見つけては素晴らしいと褒めてくださいました。
また、先生は書からその人の性格や人柄がわかるそうで、「この心を書いた人は思いやりのある優しい人ですね。」と女性社員のことを実際に言い当てておられ、書と人を観る力に加え、感性の鋭い先生なんだなと驚きました。
忙しい毎日を過ごしていると、筆を持って字を書くこと、無心になって何かに取り組むことはなかなかありません。
今回、稲田先生の筆禅道を通して、全身全霊で集中して無心になることは、こころとからだにとても良い影響を与えると感じました。
この講座を機に、もっと無心になる時間を積極的に作り、こころもからだも健やかな毎日を過ごしたいと思いました。

恒例の昼食会は通販部長お手製の制糖用えんめい茶入りカレー!
甘口でまろやか、お肉も柔らかくてとても美味しかったです。
(野沢菜のお漬物も安定の美味しさ!)
からだを動かした後の栄養満点手作りカレーに皆大満足!
ごちそうさまでした❁

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